秋晴れの日に

10月の晴れた日

暑くもなく 寒くもない ちょうどいい

ここちよい風を感じながら思う

若い君たちに 今日のような気持ちで エールを送り続けたい

心が折れそうな君に さわやかな風を届けたい

まよっている君に 一歩前に出る勇気をあげたい

わたしは 秋晴れの日のような人になりたい と思った

すんでしまったことは……

あの時こうしておけば もう少しこうだったらば

たられば言ってもしかたない あとにはもどれない

前を見よう 行く先を見よう

君が精いっぱいやって うまくいかなかったんだもの しかたがない

まだまだチャンスはある

精いっぱいやることを あきらめなかったらね

自分に負けない

人に負けたらくやしい 人より上にいきたい

そう思ってあたりまえ 誰かを目標にしてすすむことも大切

うまくいかない時 何かの誰かの せいにしてしまうのは違う

自分の人生 自分に負けてはいけない

苦しい時をのりこえたら 楽しい事もまっている

そうやって 宝ものを一つずつ増やしていこう

ここちよい秋の風も 君にエールを送っているよ 

さあ 行こう

生きぬくために

どんなにつらかっただろう 苦しかっただろう

変わらない現実 伝わらない心

生きていても仕方がない 死にたい……

そう思っても自分で自分を終わらせてはいけない

大切な命 生きぬいてほしい

自分を守るため その場所から逃げることは ひきょうじゃない

自分を守るため 誰かに思いっきり現実をぶつけ 自分をさらけ出し泣き叫んでも

それは弱さじゃない 絶対に自分で終わらせてはいけない

自分の道をたってはいけない

勇気をもって 未来に向けて生きぬいてほしい

 

今より上に

わたしの中の 虫がさわぐ

このままでいいの まだ何かやれるんじゃない 

今に満足していたら今より上にはいけないよ

わたしは答える もうこの年令になって上にいけなくてもいいの

だけどこのごろ わたしの中で何かを始めたいという虫がさわぎだしている

若い君たちは 今に満足することなく上をめざす この気持ちが大事

君が決めたことに 誰もノーとはいわない 君の人生だもの

そろそろ君の中の虫たちは さわぎ始めたかな

ライバル

いつも心のどこかにいる 気になってしかたがない

負けたくない 負けるわけにはいかない

そのくせ あいつの調子が悪いと心配でたまらない

誰かがあいつの悪口を云うと ほっておけない

心がいつも通い合っている お互いにあたたかいものを感じる

勝ち負けだけではない いつも君の人間力を高める存在こそ

本当のライバル