おかあちゃん

若かった頃 自分の事しか 考えてなかった

ただ自分の思いのままに 歩いてた

自分が人の親になって やっと おかあちゃんの気持ちがわかる

おかあちゃんの大きさ 優しさ あたたかさ……

若い君も 今は自分が決めた道を いっしょうけんめい 歩きなさい

君のおかあちゃんも きっとエールを送ってくれている

傷ついた時は 子供の頃のように あたたかい手を広げて 受けとめてくれるよ

君が大人になって その大きさがわかる時は きっとくるからね

春の風

風はやさしく 君のほほを なでていく

「がんばってるね」というように

君のむねに 吹く風は 「だいじょうぶ」とさっていく

君の背中を押す風は 「さあ 夢に向かって 行きなさい」

分かれ道とまどう君に 「自分を信じて」とエールを送る

春の風は やさしくて強くて かっこいい

この道は

今 君がすすむこの道は 君が選んだ道

おもうように すすめばいい

一日一日を大切に その日にできる事を 精一杯やればいい

苦しい時 つらい時もあるだろう それ以上に 楽しい事 うれしい事も待っている

この先は いくつもの 分かれ道に でくわすだろう

どの道を すすむべきかは 君が決める

きみの胸にひめた 熱い思いがあれば 道の向こうに 光がみえるだろう

ただその道を ひたすら すすめばいい

春の陽をあびながら思うこと

なんて やわらかい 優しい光だろう

体に心に じわーっと しみてくる

こんな人になりたいと思う

傷ついた心も いやしてくれる いらだち荒れる心も しずめてくれる

さあー君! うしろを振り向くな 前に向かって 歩いていこう

春の陽は 君の背中を 押してくれている

そして わたしは 春の陽のような人になるため 努力をしていこう

君の行く道

わかれがあったり 出会いがあったり 新しい環境に身をおく人も多い春

君はどんな道を進むのだろう でこぼこ道に急な坂道

どんなときも 前をしっかり向いて 歩いてほしい

決して ふてくされてはいけないよ 人に流されてはいけないよ

君の道は君がつくる 君が歩く

なりたい自分に向かう道は たやすくはないけれど

君ならきっとつかめる つかめるよ

三月

三月のイメージというと 卒業式 入学試験 合格発表……

さびしさと 悲しさと うれしさと どきどきと

君の三月は どうでしょうか? わくわくですか どきどきですか

試験にむかう君には 緊張感の中でも 今まで準備してきた力を出しきってほしい

卒業をする君には お世話になった人たちに感謝をして 友と別れる悲しさの中で

しっかりと前を向き 胸をはって歩いてほしい

たとえ結果が良くなくても それを受けとめて 次に進んでいこう

三月のやわらかい光が すーっとさしこんで道になり 明日へ君をいざなってくれる

そんな気がしてならない

人は飾りじゃない

自分をよくみせたい 大きくみせたい

意識はしていなくても 誰もがもっている気持ち

自分を守ることは大切

飾った言葉 飾った自分

本当に大切なのは 飾りをとった自分 言葉 心

必要以上の飾りはいらない

君が行きづまったら いらない飾りを 一つずつ とっていこう

そこに 大切なものが 見えてくる

きっと 心も楽になって また歩いていける

この先は 大切なものを 大事にしていこう